観光列車「伊予灘ものがたり」がこの春、全面リニューアルしました。
2014年に登場した初代「伊予灘ものがたり」は当初から人気で高い乗車率を誇っていましたが、老朽化のため昨年末にラストランを迎えました。それから4カ月後の4月2日、二代目がデビューしました。
初代との大きな違いは2両編成から1両増えて3両編成となり、3号車「陽華の章」に観光列車としてはJR四国初のグリーン個室が設けられたことです。
【 車両紹介 】・・・3号車「陽華の章」
3号車「陽華(はるか)の章」には、2~8人対応可能なグリーン個室「Fiore Suite(フィオーレスイート)」が新設されました。
海向きの2人掛けソファーシート4席を配置した定員8名の車両貸切となる特別な空間では、ここでしか体験できないサービスが提供されます。
料金は、人数分の乗車券・特急券・グリーン券にプラス2万8000円。8人で利用する場合の1人あたりのグリーン個室料金は3500円です。
【 車両紹介 】・・・1号車「茜の章」
1号車「茜(あかね)の章」は、伊予灘を染めてゆく夕日を連想させる茜色の車両です。4名まで利用できるボックス席や2名対面座席が用意されています。 また、運転席側を大型のガラス扉としたことで、前面展望も楽しむことができます。
【 車両紹介 】・・・2号車「黄金の章」
2号車「黄金(こがね)の章」は、伊予灘に降りそそぐ太陽や、愛媛名産の柑橘をイメージした車両です。 海向きシートの一部が2名様でのご利用におすすめのペアシートでおすすめです。洋風の椅子やテーブルなど、モダンスタイルを基調とした明るい空間でゆっくり過ごせます。
【 路線図 】
JR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」は、金土休日を中心に松山~伊予大洲間、松山~八幡浜間でそれぞれ1日1往復運行。下記四つの運行スケジュール。
大洲(おおず) 編、双海(ふたみ) 編、八幡浜(やわたはま )編、道後(どうご) 編。
【 沿線風景 】
下灘駅では約10分停車します。「青春18きっぷ」のポスターにも使われました。
車窓から列車の愛称の由来となった碧い海が広がります。ホームからの眺望も最高です。
伊予灘に沈む夕日でも有名なポイントですが、列車からの夕日が期待できるのは下灘駅を午後5時24分に出発する「道後編」松山駅行きです。
【 朝食 】・・・大洲(おおず) 編
8時26分、松山駅を出発しばらくすると朝食「旬彩モーニング」が運ばれてきます。
新鮮野菜を食べていると、熱々の料理が運ばれてきます。初代では熱い料理は提供できませんでしたが、二代目には厨房設備が設置されたことでそれが可能になったようです。
「伊予灘ものがたり」は、全車グリーン車指定席なのでゆっくりと美しい海沿いの景色を楽しめます。家族や友人との記念旅行の際に利用するのもよいかもしれません。
もちろん、道後温泉にも立ち寄りたいですね。
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