世界遺産メテオラは、アテネから列車で4時間先にあるカランバカという田舎の街に位置しています。学生時代に旅行雑誌に掲載されていた写真を見て、衝撃を受けた世界遺産ナンバーワン!!!文化遺産と自然遺産、2つの価値を兼ね備えた歴史的建築物として、世界でも希少な複合型世界遺産に登録されています。
アテネのラリッサ駅からカランバカまでの直通列車は朝の7時半のみ。明け方のラリッサ駅の治安の悪さは一目瞭然、スリ二人組を目撃したこともあり、周りを歩く人全員が敵に見てきて、震えながら電車を待ちます。そうこうしているうちに到着した電車も落書きだらけのこの治安の悪さ(笑)
4時間半かけてメテオラ観光の起点となるカランバカ駅にようやくたどり着きました。
事前にメテオラビューをリクエストしておいた為、ホテルのテラスからは奇岩が!
長年憧れのメテオラについに来れた充実感でテンション爆上がり
カランバカ中心地を散策してみます。
田舎の小さな町らしく、のんびりとした空気感に癒されます。
どこからも奇岩を臨むことが出来ます。
自然史博物館&きのこ博物館に立ち寄ってみました。カランバカはキノコがたくさん採れる地のようです。
きのこ
こちらの博物館、きのこの試食コーナーもあり
きのこが生息した周りで踊る女性たちとケンタウロスみたいな絵
きのこ押しのB級感ハンパない不思議な博物館でした。
翌日早朝からついにメテオラ観光スタート!
2日間かけて西側/東側をじっくり巡ることにしました。
メテオラ巡回バスで標高が最も高い場所に位置するメガロ・メテオオロン修道院へ
メガロ・メテオロン修道院
14世紀に建てられたメテオラ最大の修道院。プラティリソスと呼ばれる岩の上にあり、その高さは613メートル。内部は宗教画の部屋、博物館があります。修道院内見学にあたり、女性は体のシルエットが出てはいけないため、ストールを借り、巻きスカート姿で入場しないといけません。
ここから、山を徒歩でくだって点在する修道院を巡ります。
メガロ・メテオロン修道院より徒歩15分、14世紀に建てられたとされるヴァルラーム修道院へ。岩壁を削ってつくられた階段を上って入場します。
教会内ドームや壁画に書かれた16世紀中期のフレスコ画は西ヨーロッパの影響を受けているせいか色彩や構図が独特で他とは一味違うらしいです(地球の歩き方より)。
絶景スポットを眺めながら持参したサンドイッチでランチ
尼僧院・ルサヌ修道院
空中に浮いたような修道院。
尼僧院らしく、巻きスカートの柄がカラフルで可愛いものが豊富でした。
カランバカの街中から一番近い修道院
アギオス・ニコラオス修道院
疲労感のピークで、外観のみ見学して通過
道中、可愛い動物もいっぱい
5時間歩き続けて大疲労でしたが、ダイナミックな景色に圧倒。
どうやってこんなところに修道院をつくったのだろう・・・歴史とロマンが感じられ大感動のメテオラでした。
メテオラ東側はその2につづく
Comments