こんにちは、スタッフYです。
NHKの「世界ふれあい街歩き」を見て以来、いつか行きたいと思っていた厦門(アモイ)。厦門は福建省南部に位置し、台湾海峡に面している港湾都市です。なぜ、厦門なのか、それはもちろん世界遺産の「コロンス島」があるからです!!!
コロンス島は南京条約によるアモイ港の開港後、共同祖界地に定められ各国領事館、商社、教会、学校、病院が設立。それに伴い外国人が住み付いたので、世界各国の様々な建築がそのまま残され、「万国建築の博物館」と呼ばれています。1942年に日本軍により占領された歴史があります。
また、音楽に長けた人材を多数輩出し、単位面積あたりのピアノの保有台数は中国一!「ピアノの島」とも呼ばれています。
そんな異国情緒漂うコロンス島の景色が生でどうしても見たくて、滞在していた深センから3泊4日で高鉄(新幹線)に乗って行ってきました。深センから厦門まで高鉄で5時間です(日本からだと、厦門航空の直行便で3時間程度)。
コロンス島の一日の入島数には限りがあります。フェリー事前予約をしたいところですが、私が訪れた2020年1月(コロナが流行り出す直前)は外国人ネット予約不可の為、早起きして早朝のフェリーに並びました。今現在は、外国人も予約可能だそうです(だだし、アリペイ決済・・・)。
コロンス島上陸です!
早速、街歩き開始
レトロ感ある趣ある建物と小道
期待値大!とゆーか、数分歩いてすぐにもうこの島が大好きになりました。
海外に行ったら、市場に行くようにしています。その国の食文化を手っ取り早く知れるような気がするから。
絶妙なオモロ顔の犬を発見
コロンス島の真ん中に位置する「日光岩」は、コロンス島や対岸の厦門市内が見渡せる、島内で1番高い場所。残念ながら早朝の時間帯は曇りでした.....日中は口コミによると大混雑のギュウギュウだそうです。
中国スイーツ・芋圓(芋の団子)を頼んだつもりだったのですが、予想とは違うものが登場・・・お汁粉みたいなコレは芋圓の冬季バージョンだそうです(←店主のお兄さんとのジェスチャーによるあやふやなコミュニケーションなので正解かは不明)。
オルガン博物館
世界最大級のオルガンに特化した博物館です。リードオルガンと呼ばれる世界各国の年代物の足踏みオルガンが多数展示されています。見ごたえがあるので、せっかくなので入ってみてください。
館内はやや薄暗く、せっかく貴重なものたちなのに、少し勿体無いなと思いました。展示方法に拘ればいいのに。
日本領事館跡です!
日本領事館があった場所からすぐの小道
ウェディングフォト撮影中の二人
西洋とアジアが調和した何とも言えないカッコいい街並みが広がるコロンス島。どこもかしこも美しすぎて、シャッターを切る手が止まらない。萌える路地裏のオンパレード、もはや住みたいです。
1月に訪れたのですが、厦門は温暖な地のため、ブーゲンビリアが咲き乱れていました。
歩き疲れたのでお昼にします。蟹肉小籠包、蟹エキスがジュワ~
ファストフード的な半屋外のレストランでしたが味はなかなか美味でした!店員の兄さんも親切。
行列のドリンク屋さんでマンゴースムージーを買ってみました。
コロンス島の対岸に見える厦門のビル群がキレイです。厦門ってなかなかの都会です。
そんなこんなで丸1日大満喫したコロンス島でした。
中国への完全個人旅行はちょっとばかし勇気がいります。国際クレジットカードが使えるところが限られている、完全キャッシュレス化が進む国だけれど、外国人には対応していないアプリ決済である点、両替をしたくても中国銀行でしか外国人は対応してもらえない、簡単な英単語が全く通じない(BusやTaxiと言った単語にも中国呼称がある)、グーグル/ヤフー/LINE、その他SNSの普段私たちが使っているもの全てに規制がかかって見られない・・・などなど、他国にはない不便さが半端ないです。でも行ってしまえば、逆に不自由なことが、面白く、何よりも、行く度に、中国の観光資源の豊富さに魅了されます。
巨大な国故に、雲南省の麗江、甘粛省の敦煌、チベット自治区などなど、まだまだ行きたい場所が無限にあるので、今後コンプリートしていきたいと思います。
近場のお手軽旅=韓国になりがちですが、中国も是非、旅の候補に入れてみてください。
ご予約ご相談はアイウイングトラベルまで
Comments